吟詠剣詩舞部門

愛媛県

愛媛県高等学校文化連盟吟詠剣詩舞部門

愛媛県立今治西高等学校、愛媛県立松山北高等学校、愛媛大学附属高等学校、愛媛県立小松高等学校

団体紹介

愛媛県高等学校文化連盟吟詠剣詩舞部門です。
愛媛県で部活動があるのは今治西高校、松山北高校の2校のみですが、今回は課外活動で習っている愛媛大学附属高校、小松高校の生徒が加わり、4校16名で参加しています。今年の構成吟のテーマ『長安懐古~唐代を彩る詩人達~』では、世界的大都市長安で夢と苦悩に満ちた若き詩人たちの詩を詩舞を通して紹介します。

構成吟のテーマ

長安懐古(ちょうあんかいこ)
~唐代(とうだい)を彩(いろど)る詩人(しじん)たち~

演目紹介

唐の詩人盧綸は、長安の春景色を眺めながら自分の不遇を悲しんでうたった。
盧綸作 長安春望
呉王夫差の宮殿のあった姑蘇台。昔のおもかげは何も残っていないそこに、絶世の美女西施の故事を思い浮かべる。
李白作 蘇台覧古
物憂い春の夜に、都に流れる別れの曲。哀愁を帯びたその曲は、聞く者皆に望郷の念を起こさる。
李白作 春夜洛城に笛を聞く
川下りの舟から見上げると天に門が開けたような天門山。雄大な長江の景色が思い浮かぶ。
李白作 天門山を望む

詩舞

長安春望

盧綸 作

詩文

東風(とうふう) 雨(あめ)を吹(ふ)いて青山(せいざん)を過(す)ぐ
却(かえ)って千門(せんもん)を望(のぞ)めば草色(そうしょく)閑(かん)なり
家(いえ)は夢中(むちゅう)に在(あ)って何(いず)れの日(ひ)か到(いた)らん
春(はる)は江上(こうじょう)に来(き)たりて幾人(いくにん)か還(かえ)る
川原(せんげん) 繚繞(りょうじょう)す 浮雲(ふうん)の外(ほか)
宮闕(きゅうけつ) 参差(しんし)たり 落照(らくしょう)の間(かん)
誰(たれ)か念(おも)わん 儒(じゅ)と為(な)りて世難(せなん)に逢(あ)い
独(ひと)り衰鬢(すいびん)を将(も)って秦関(しんかん)に 客(かく)たらんとは

詩舞

蘇台覧古

李白 作

詩文

旧苑(きゅうえん) 荒台(こうだい) 楊柳(ようりゅう) 新(あら)たなり
菱歌(りょうか) 清唱(せいしょう) 春(はる)に勝(た)えず
只今(ただいま) 惟(た)だ 西江(せいこう)の月(つき)のみありて
曾(かつ)て照(て)らす 呉王(ごおう) 宮裏(きゅうり)の人(ひと)

詩舞

春夜洛城に笛を聞く

李白 作

詩文

誰(た)が家(いえ)の玉笛(ぎょくてき)か 暗(あん)に聲(こえ)を飛(と)ばす
散(さん)じて春風(しゅんぷう)に入(い)りて 洛城(らくじょう)に満(み)つ
此(こ)の夜(よ) 曲中(きょくちゅう) 折柳(せつりゅう)を聞(き)く
何人(なんびと)か起(お)こさざらん 故園(こえん)の情(じょう)を

詩舞

天門山を望む

李白 作

詩文

天門(てんもん) 中断(ちゅうだん)して 楚江(そこう)開(ひら)け
碧水(へきすい) 東(ひがし)に流(なが)れて 北(きた)に至(いた)りて廻(めぐ)る
両岸(りょうがん)の青山(せいざん) 相対(あいたい)して出(い)で
孤帆(こはん)一片(いっぺん) 日辺(にちへん)より来(きた)る


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