吟詠剣詩舞部門

神奈川県

神奈川県高等学校文化連盟吟詠剣詩舞専門部会

神奈川県立舞岡高等学校 神奈川県立横浜修悠館高等学校 柏木学園高等学校 

団体紹介

 吟詠剣詩舞専門部会の目的は、「吟詠剣詩舞の活動を通じて、わが国の伝統文化・芸術に対する理解を深めさせるとともに、人格形成の発揚を図る」ことであり、和歌や漢詩、古来の伝承等を現代感覚に引寄せてうたい、舞うことにより、わが国の伝統文化への理解を深め、和の心を表現し継承していきたいという思いで活動しています。
 また、活動を通じ、わが国の伝統文化・芸術を国際社会へ発信し得る人材の育成、礼儀正しくマナー・モラルを備えた将来を担う青少年の健全な育成につながればと考えています。
 毎年、全国高等学校総合文化祭に参加するとともに神奈川県高等学校吟詠剣詩舞発表会を開催する等、実績を積み重ね伝統を築いています。

構成吟のテーマ

大同団結 心ひとつに

演目紹介

千島慕情…敗色濃厚の第二次世界大戦末期、突然ソ連軍が協定を破り侵攻してきた。わずかな守備隊は成すすべも無く、降参した。島民は漁船を使って、命からがら本土へ逃げ帰った。
小田原懐古…戦国武将の攻防により数奇な運命を辿る小田原城。1495年、北條早雲は城を護る駿河の豪族、大森藤頼に書状を送った。早雲の計略で堅固な城は脆くも崩れ落ちた。
修学…夢窓疎石先生のひとことの教訓の重さは千金に値するといわれているこの漢詩を私たちは日々胸に刻みながら学校生活を送っていいます。

詩舞

千島慕情

及川 義重  作

詩文

野付湾頭(のつけわんとう)結氷(けっぴょう)に被(おお)われ
北方(ほっぽう)の浮島(うきしま)指呼(しこ)に応(こと)う
我(わ)が恋(こ)うる母(はは)なる島(しま)へ黒(くろ)き土(つち)
豊(ゆた)けき浜(はま)へ何処(いつ)の日(ひ)か帰(かえ)る
嗚呼(ああ)國後(くなしり)は先栄(せんえい)の地(ち)
島(しま)よ返(かえ)れ島(しま)よ還(かえ)れと萬(ばん)燈(とう)を挑(かか)げる

剣舞

小田原懐古

鈴木 豹軒  作

詩文

聞(き)くならく 北條(ほうじょう)一世(いっせい)の郷(きょう)
関東(かんとう)を扼(やく)さんと欲(ほつ)して 此(こ)の城(しろ)に拠(よ)る
石壁(せきへき)空(そら)に聳(そび)え 龍(りゅう)踊(おど)るが如(ごと)く
老松(ろうしょう)水(みず)に臨(のぞ)んで 虎(とら)踞(うずくま)るに似(に)たり
昔(むかし)は頸敵(けいてき) 門前(もんぜん)を過(すぐ)る無(な)く
今(いま)は寒鴉(かんあ)の古木(こぼく)に鳴(な)く有(あ)り
何(なん)ぞ知(し)らん 人間(にんげん)桑浪(そうろう)の恨(うら)み
人生(じんせい)五十(ごじゅう) 怒涛(どとう)の聲(こえ)

書道吟

修学

夢窓疎石  作

詩文

一日(いちにち)の學問(がくもん) 千載(せんざい)の寶(たから)
百年(ひゃくねん)の富貴(ふうき) 一朝(いっちょう)の塵(ちり)
一書(いっしょ)の恩德 (おんとく)萬玉(はんぎょく)に勝(まさ)る
一言(いちごん)の教訓(きょうくん) 重(おも)きこと千金(せんきん)


参加校 地域別一覧
部門トップへ

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。